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森での制作

 こんにちは。アトリエくまの堀江です。9月はお天気が全体的にぱっとしないですね。子どもたちは学校もはじまり、楽しいという子やつまらないという子もいます。自分はどっちだったのだろう?とふと思ったのですが、今では全然思いだせません。

 さて、子どもたちが夏休みを楽しんでいる間、講師のボク、堀江は先週を除いては普段通り仕事をしながら、横浜の動物園で有名なズーラシアの近くにある森に通っていました。ここで行われる展覧会に向けて作品をつくるためです。
 夏の森は蒸し暑く、蚊が多いので、ここで作品を作るのは、けっこう大変なのですが、普段とは違う環境で制作するというのは、とても楽しいものです。ボクは大量の釣り用の黄色い糸を木にまきつけて作品をつくったのですが、巻き付けるだけといっても色々と発見があるものです。
 例えば木の太さはどのくらいかということが手が回せるかどうかということでわかります。手が回らなければ、自分が木の回りをぐるりと一周することになります。そして、その木の木肌はどんなものなのか、そこに巻き付いているツタはどんなものなのか?細い木ならどのくらいまで力を入れてもしならないのか?また同じ太さの木でももろいものと丈夫なものがあるといった具合で、どんどん発見があります。
 またまだまだわからないことも山ほどあって、植物の種類、虫の種類、キノコの種類も全然わかりませんし、蚊がどの条件で活発になるのかもきちんとはわかりません。
 
 自然の中にはさまざまな発見がありますね。まだまだ、この分野ではビギナーなボクがいうのもなんですが、これは単に美術ということではなく制作の過程において色々なハテナが産まれ、もし注意深く観察することができれば、たくさんの学びがあると思いました。

 将来的には子どもたちにも、このような体験をさせてあげられたらいいなと思っています。

 展覧会は来週月曜日、9月19日からです。オープニングパーティーもあります。日本の作家だけでは海外からもネイチャーアートの達人がきています。詳細、気になる方はメッセージくださーい。

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相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真

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