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愛をつなごう文化祭

 こんにちは、アトリエくまの堀江です。3月になり少し暖かくなってくると、花粉がやってきて、人によっては大変つらい時期の到来です。ボクはありがたいことに、花粉症ではないので、これから春を満喫したいと思っています。とはいえ、毎年発症していないかどうかビクビクしながらこの時期を向かえます。

 さて、先日「愛をつなごう文化祭」に参加してきました。このイベントは東日本大震災のあった2011年以降、声楽家の柚季純さんの主催でずっと行われているチャリティーイベントで主にミュージシャンの方たちのライブを主軸にした企画です。ここに、ボクも教室をはじめる以前から出られるときはちょいちょい参加させていただいています。いつもは作家として参加していて、ライブペイントなどを気楽な感じでやらせていただいたのですが、いつも会場に来た子どもたちと制作したりってことが多かったので、今回はアトリエくまの名前で参加してきました。
といっても、やっぱりのんびりゆったりとワークショップをさせていただきました。ちなみに会場は相模原市役所近くのメープルホールというところです。
 
 ワークショップはなにをしたかというとプラ板にしました。薄手のプラスチックの板に絵を書いて、トースターで焼くとぐんぐん縮むおなじみの工作です。中には4時間近く、作業をし続ける子もいて、そのうちその子が講師みたいになってボクはと言えば、のんびり眺めているだけという場面も多くありました。イベントならではの光景で、これはこれで、なかなかおもしろいものです。のんびりついでに参加ミュージシャンの演奏も聴いたりもできました。

 日常の中で自分の生活に一生懸命になっていると、だんだんとあの大災害と今もなお復興していない土地と、そこで懸命に暮らしている人たちの姿が想像しづらくなっていきます。そしてそこで得たはずの教訓ですら忘れていってしまいます。ボクもその例外ではなく、じわじわと記憶が風化していっています。でも、このイベントに参加することで、少しだけですが、被災地のことに思いをはせ、ほんのわずかながらも役に立てているのかもなぁと思うことができます。
 今なお、東北の土地に足しげく通い復興支援を続ける柚季さん、現在は熊本の方にも支援の活動を広げているようです。リスペクトと共に、ボクにできることであれば、何かお手伝いさせてもらえればと思っています。

 

相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真

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