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 こんにちは。アトリエくまの堀江です。夏ですね、蒸し暑いです。でもなんとなく夏ってワクワクします。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、今回は先日お邪魔してきましたパンダの会のワークショップについて、ちょっと書いてみたいなぁと想います。まずパンダの会というのはなにかというと相模原の1~3歳のお子さんを持つお母さんたちのサークルで、一緒に食事をしたり、ワークショップや夏祭りを開催しながら、お母さん間の交流を深め、子育ても一緒に楽しもうといったような主旨で活動している会です。今回はご縁があってワークショップをさせていただきました。

 とはいえ、普段は4歳からで子どもたちと絵画うや造形をつくっているボクです。3歳ならまだしも、1歳となると一体どんなことをしたらよいのか、全然わかりませんでした。パンダの会の役員の方や友人で子どものワークショップに詳しいアーティストの方と相談して、「大きな紙に絵を描こう」と「新聞紙のお風呂」の2つを会場内で並行してやろうということになりました。
 大きな紙に絵を描こうはアトリエくま主催でも何回かやっていますが、大きな紙を用意しておいて、ここに一斉に子どもたちみんなで絵を描くといったものです。シンプルですが、自分の体よりも何十倍も大きい紙に体を一杯につかって線を引くという体験ができます。
 もう一つ新聞紙のお風呂は今回初でチャレンジしたのですが、夏の子ども用のビニールプールをいくつか用意して、ここにみんなで新聞紙を細長く割いていれて紙のプールをつくって楽しむというものです。非常に子供のリアクションが良いレシピだと聞いていたのですが、半信半疑でのトライとなりました。
 当日集まったのはママさん20数名とそのお子さんたち20数名。ボクはと言えば若干緊張しながらワークショップの大まかな説明をしてからのスタートとなりました。はじまってみれば、どちらのレシピも好評でほっとしました。とくにどうなるのか心配していた新聞紙のプールはとにかく子どもたちが興奮して楽しんいました。

 ワークショップというのは子どもたちの中に一つか二つ、体験や感覚の引き出しをつくってあげるのが目的です。教室のようにスキルアップしながらコツコツ仕上げていったりといった過程はボクの場合はあまり重視していません。ですから、ワークショップの場合は細かいことはいいません。子どもたちがいい顔をしていればそれでOkと考えています。そういう意味では今回のワークショップはボク自身はとくにやることがなく、子どもたちと一緒に新聞紙をワシャワシャしたり、クレヨンで一緒に絵を描くだけでした。もちろん優秀なお母さんたちがついているからというのもありましたが。

 ワークショップが終わると汗だくの子、力つきてウトウトしてる子など様々でしたが、感謝の表明にボクの足にギューっとハグしてくれる子も何人かいました。いつもは4歳からの子どもたちをみているので、こういうボディーランゲージにはあまり免疫がないボクです。うれしいのが半分、テレが半分といったなんともフニャフニャした対応をしてしまいました。

 今回のように、自分がまだチャレンジしたことのない事柄が含まれている事というのは、とても楽しくワクワクするものです。これからもチャンスがあればいろんな事をアートを通してやっていけたら最高だなと思っています。
 


相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真