本日 226 人 - 昨日 78 人 - 累計 201432 人
RSS

卒業おめでと

2021年03月28日
 こんにちは。アトリエくまの堀江です。アトリエくまは神奈川県相模原市にある、小さな子ども絵画造形教室です。毎日のことでふとブログに書いてみたいと感じたものなどをあげていきたいと思っています。

 さて、3月も、もう少しで終わろうというところ、小学校では6年生の卒業式があります。4月からは中学生です。アトリエくまでは対象年齢の上限を厳密にではありませんが、小学校6年生までということにしています。

 中には、中学校になっても通いたいという声もありますが、そんな時ボクはこんな風に伝えるようにしています。

 「通うのは歓迎するけれど、まずは中学校に入ってみて、部活動などもみてみるといいよ。部活動がどれも素晴らしいとは言えないかもしれないけれど、その時、その環境でしか体験のできないものも考慮に入れたらいいよ。」と...。

 そして付け加えます。そのうち教室にはお茶でも飲みにおいでよと。

 その後、夏休みの宿題を毎年やりにくる子どもはいることにはいましたが、今のところ中学生になっても継続して通い続けている子はいません。みんな、中学生になって青春を謳歌しているのだなぁと勝手に想像しています。

 今年もそのようにして巣立っていった6年生は4人。
 みんなどんな大人になるのかなぁと今から、想像しています。願わくばアトリエくまという小さな工作教室で伝えたことが、何かの役に立ったら、とても嬉しいのですが。

 今回卒業した子どもたちの中には六年間成長を見守ってきた子もいます

 うーむ、感慨深いです。



相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真

木版画について

2021年03月15日
 こんにちは。アトリエくまの堀江です。アトリエくまは神奈川県相模原市にある、小さな子ども絵画造形教室です。毎日のことでふとブログに書いてみたいと感じたものなどをあげていきたいと思っています。

 さて、今回は木版画について、ちょっとだけ。木版画とは、読んで字の如く、木を使った版画です。いやはや、版画というのは消しゴムを使った簡易式のものから、銅を使うものや、シルクを使うものまで本当に様々なものがあり、その世界はとても魅了的です。

 その中でもボクにとって思い出深いのが、木版画です。小学校の頃の図工で熱心に取り組んだ記憶が今でも強く残っています。

 とても、楽しかった。がしかし、ボクはきっと先生の話しをあまりきちんと聞いていなかったのでしょう。正しい彫刻刀の使い方が分からず、加えて不器用なので、あまり上手に木を彫ることができませんでした。指にたくさんの切り傷をつけながら、制作に没頭していた記憶があります。出来上がったものはお粗末でも、本人としてはかなり満足の体験をしたなという手応えのようなものがありました。

 しかし今まで、教室で木版画を子どもたちに教えたことは数えるほどしかありません。なぜなのか?それは自分は下手で、その作品も全く評価されなかったという記憶もすり込まれていたからです。

 最近、作品のサンプルとして、木版画にチャレンジしてみました。当たり前と言えば当たり前なのですが、当時よりは上手になっており、これなら何とか子どもたちにも教えられるぞ、と思いました。

 今後しばらくは時間のあるときに、木版画作ってみようかなー、などと考えて、わくわくしています。



相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真