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夏休み

2019年07月22日
 こんにちは。アトリエくまの堀江です。なんだか、最近、太陽をあまり見かけていませんね。どんよりして、気持ちもすっきりしないような……。世間でもあまり良いニュースがなく、何かスカッとしたいなぁなんて思う今日このごろです。

 とはいえ、ボクの主宰するアトリエくまの多くの生徒たちにとっては朗報がありました。そう、夏休みですね。一部、夏期講習などで、これなら普通に小学校に通っていた方が楽だという子もいますが、たいていは毎日、遊ぶし、ゆっくりするし、たまには出かけるしっていう感じで休みを謳歌しようっていう子たちばかりです。

 ボクが小学生だったころは、夏休み、毎日、ラジオ体操やって、小学校のプール行ったり、麦茶をガブ飲みしたり、家族旅行にでかけたりっていう感じでしたが、今の子たちも似たような感じなのかな?
 ただ、決定的に違うなと思うのは気温です。毎年、暑すぎる。これでは外で遊ぶのだって、ちょっと心配になります。みんなどうしてるのかな?

 宿題の量がすごいという意見もけっこう聞きます。大人になったら、なかなか望んでも得られないような長期休暇、宿題をやって、だらだらして~でいいのか?などと思います。でも、それは大人になったから考えることで、子供のときは、毎日、とにかくその時その時を面白くも、つまらなくも過ごしていくことだろうと思います。また、それが良いのだとも思います。

 ちょっと話は変わりますが、ボク自身は小学生も真っ青な長期休暇を過ごしたことがあります。29歳のときでした。ほぼ1年間、仕事をせずに実家にて、貯金を切り崩しながら過ごしていた時期がありました。それまでの仕事に疲れていたというのもありましたが、最初から1年は何もしないでおこうと決めていました。幼稚園の頃から大学までは学生というカテゴリーで学校なり園に所属していましたし、会社員になってからは会社という組織に属していました。なるべく何にも属さない自分というものを満喫したいと思いました。
 毎朝起きて、喫茶店に行き、珈琲をのみ、新聞を読む。一日の予定はそれだけ。あとは、何にもない。行く当てもなくふらふら歩いたり、本を読んだり……不思議と絵は描きませんでした。毎日退屈だとは思いませんでした。楽しくもなかったけど。

 そうして思いました。これで一生分休んだかなと。以来、ボクは休みというものが特別うれしいということがなくなりました。自営というのもあり、毎日自分でスケジュールを組んで暮らしていますから、休もうと思えば、いつでも休めます。でも休みたいと思うのは体調が悪いときくらいで、あまりありません。

 あぁ、でも夏休みっていう響きはいいですね。自由のにおいがします。

 子供たち、素敵な夏休みが過ごせますように。



相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真

 こんにちは。アトリエくまの堀江です。梅雨がなかなか明けないですね。曇天か雨空な毎日です。ところで曇天(どんてん)っていう響きがボクはなんとなく好きです。どうでも良いことではありますが……。

 さて、先月の末6月30日はアトリエくまの子どもたちによる初の展覧会を開催しました。といっても、開場時間は約3時間ちょっととすごく短い期間での催しとなりました。というのもクラシック音楽のコンサートとセットで飾らせてもらったからで、コンサートの終わりは展覧会の終わりでもあったからです。短い時間ではありましたが、ご来場の、たくさんの方々にご覧いただけまして大変うれしいひと時を過ごすことができました。

 当日は作品をつくった子どもたち、保護者の方々にも何組かお越しいただきました。子供たちは自分の作品が飾られているところを見てうれしそうにしているように見えました。
 ボクが自分の作品を意識して展示しはじめたのは20代の前半のことです。銀座のギャラリーでの思い出ですが、これと同じとはいえないまでも、子供たちには、自分の作品を飾ること、多くの人に見てもらうことを直に体験してもらえたことは、ボクとしてはとてもうれしいことでした。

 作品をつくることも、とても面白い経験ですが、作品を展示することもまた面白い経験です。作品をつくっている間は、作品と作っている本人との対話が展開されるのに対して、展示という体験は作品を通して鑑賞者との対話が生まれます。今回展示された作品たちは、そこに講師のボクが介入する形とはなってしまいますが、ほんの少しでも展示の楽しさを子どもたちに体験してもらえたならと思っています。
 別に美術品でなくても構わないですが、自分でつくったものや、自分が考えているイメージや意見を発表すること。それはある意味では勇気の伴うことですが、これからの未来をつくっていくであろう子どもたちには是非積極的に行ってもらいたいことではあります。

 とはいえ、講師でありアーティストをしているボクも未だに、表現者としての未熟さなどをよく指摘され、反省してはまた走りはじめるということの繰り返しです。日々学びの毎日ですね。

 またどこかでアトリエくま展開催したいと思っています。できれば年内に♪

 
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相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真