こんにちは。アトリエくまの堀江です。夏終わったなぁ~なんて思っていると汗だくの日中が訪れたり、なんだか涼しいなぁなんて思ったりする朝晩、たまに日中もあったりで思いっきり体調も不安定になっているボクです。皆さんはいかがお過ごしですか?
さて、先日このブログでも紹介したワークショップ「ランボ アート ラボ」についてちょっと書いてみようと思います。といっても、これもう一か月も前のことなんですね(汗)。会場に使わせてもらっている場所は横浜線中山駅からバスなどを使って30分ほどの場所、「創造の森」です。ボクを含め、10~20人のスタッフやアーティストで森のメンテナンスから夏のイベントなどを企画しています。まぁボクはこの中で一番新参者でして、毎回勉強させてもらっているといった感じです。今年はボクを含め、6人の作家が制作とワークショップをしました。ボクが企画したのが「ランドアートラボ」というわけです。
このワークショップなのですが、内容についてざっくり話すと、最初に森の中をみんなで歩きながら、蜂やツタウルシといったちょっと厄介なものについて説明しつつ、森で造形に使えそうな枝や葉などを紹介していきます。それから材料を各々に集めてもらい終わったらお昼ごはん。後半は持ち寄った素材で立体作品をつくります。支持体として土嚢に土をつめたものを使います。
ランドアートというのは1900年代後半に起こった欧米のアートムーブメントの流れをくむものですが、今回はまぁ、そういうことは置いておいて、森の中であれこれ使えそうなものを拾ってきて何かをつくってみるということをしました。
ボクがまだ小学生であったころ、近所には雑木林であったり野原がけっこうたくさんありましたし、誰かの土地ではあったでしょうが、別に柵もなく、遊んでいても誰も怒ったりしなかったし、ボクたちは当然のようにその中に入り、昆虫を追いかけたり、友達と秘密の基地をつくったりしていました。そのときに流れていた親密な雰囲気をボクは忘れることができません。ボクが一人で森の中で作品をつくっているときも、なんとなくそのときの感覚が戻り、汗だくでヒィヒィいいながらも、楽しい…または開拓の喜び?みたいなものを味わうことができました。できれば、参加者の方々にも同じような感覚を思い出して…あるいは知ってもらえたらうれしいなぁと思ったのですが、この試みはうまくいったのかはよくわかりません(笑)。でもまぁ狙いなどというものいつでも外れていくような企画のほうが良いと思います。人それぞれ感じることは違うので。
ワークショップでは参加してくれた皆さん、おおむねみなさん楽しそうでした。木の枝と土、葉っぱ、あとは少しのスコップなどの道具と、それを包む森があれば、みんな結構楽しいのです。子どもも時間を忘れ、作品をつくったり、虫を追っかけたりして、とても楽しそうでした。現代は携帯電話があれば娯楽の扉を無数に開くことができます。それを否定することはしませんが、ボクはやっぱり森に行って、みんなで遊んでいるほうが楽しいです。作品をつくったりして手を動かす方が楽しいです。美術をはじめ、さまざまな学問に触れて、そこでじっくりと自分なりに考えてみるのが楽しいです。
夏が過ぎ、今は秋、少しずつ冬になっていきます。今年の創造の森でのイベントも終わりが近づいています。今週末、24日にみんなでクロージングパーティーをしてイベントも終焉を迎えます。そしたらまたメンテナンスをしたり、片づけをしたりの日々です。今年の夏も楽しかったです。
相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真
さて、先日このブログでも紹介したワークショップ「ランボ アート ラボ」についてちょっと書いてみようと思います。といっても、これもう一か月も前のことなんですね(汗)。会場に使わせてもらっている場所は横浜線中山駅からバスなどを使って30分ほどの場所、「創造の森」です。ボクを含め、10~20人のスタッフやアーティストで森のメンテナンスから夏のイベントなどを企画しています。まぁボクはこの中で一番新参者でして、毎回勉強させてもらっているといった感じです。今年はボクを含め、6人の作家が制作とワークショップをしました。ボクが企画したのが「ランドアートラボ」というわけです。
このワークショップなのですが、内容についてざっくり話すと、最初に森の中をみんなで歩きながら、蜂やツタウルシといったちょっと厄介なものについて説明しつつ、森で造形に使えそうな枝や葉などを紹介していきます。それから材料を各々に集めてもらい終わったらお昼ごはん。後半は持ち寄った素材で立体作品をつくります。支持体として土嚢に土をつめたものを使います。
ランドアートというのは1900年代後半に起こった欧米のアートムーブメントの流れをくむものですが、今回はまぁ、そういうことは置いておいて、森の中であれこれ使えそうなものを拾ってきて何かをつくってみるということをしました。
ボクがまだ小学生であったころ、近所には雑木林であったり野原がけっこうたくさんありましたし、誰かの土地ではあったでしょうが、別に柵もなく、遊んでいても誰も怒ったりしなかったし、ボクたちは当然のようにその中に入り、昆虫を追いかけたり、友達と秘密の基地をつくったりしていました。そのときに流れていた親密な雰囲気をボクは忘れることができません。ボクが一人で森の中で作品をつくっているときも、なんとなくそのときの感覚が戻り、汗だくでヒィヒィいいながらも、楽しい…または開拓の喜び?みたいなものを味わうことができました。できれば、参加者の方々にも同じような感覚を思い出して…あるいは知ってもらえたらうれしいなぁと思ったのですが、この試みはうまくいったのかはよくわかりません(笑)。でもまぁ狙いなどというものいつでも外れていくような企画のほうが良いと思います。人それぞれ感じることは違うので。
ワークショップでは参加してくれた皆さん、おおむねみなさん楽しそうでした。木の枝と土、葉っぱ、あとは少しのスコップなどの道具と、それを包む森があれば、みんな結構楽しいのです。子どもも時間を忘れ、作品をつくったり、虫を追っかけたりして、とても楽しそうでした。現代は携帯電話があれば娯楽の扉を無数に開くことができます。それを否定することはしませんが、ボクはやっぱり森に行って、みんなで遊んでいるほうが楽しいです。作品をつくったりして手を動かす方が楽しいです。美術をはじめ、さまざまな学問に触れて、そこでじっくりと自分なりに考えてみるのが楽しいです。
夏が過ぎ、今は秋、少しずつ冬になっていきます。今年の創造の森でのイベントも終わりが近づいています。今週末、24日にみんなでクロージングパーティーをしてイベントも終焉を迎えます。そしたらまたメンテナンスをしたり、片づけをしたりの日々です。今年の夏も楽しかったです。
相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真