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現代アートをみる

2020年04月05日
 こんにちは。アトリエくまの堀江です。春になり桜が咲いていますね。天気は雪が降ったり、急に暖かくなったりと、くるくると変わっていきますが、それでも徐々に暖かくなってきておりますね。

 さて、今回は「現代アートに触れる」というテーマで文章を書いてみたいと思います。現代アートというものの定義はあいまいで、人によって違ったりするので、ここでは、現代を生きているアーティストの作品ということで、ざっくりとではありますが定義づけしておきますね。

 今年からアトリエくまでは教室に毎月一点ずつ、現代アートの作品を展示することにしました。作品はボク、堀江和真が所蔵しているもの限られますので、そんなに高価なものはありませんが、それでも尊敬をしているアーティストたちのものです。これを子どもたちが制作をしている場所に置いてみようという試みです。

 展示をしはじめて、4月で3か月目ということで、これまで3点の作品を紹介しました。紹介といっても、とくに説明はしません。もちろん求められればしますが、ただ、そこに飾ってあるだけといった具合です。

 ボクの狙いは、こうです。子どもたちに何となく「何だろう、これ?」と思わせることです。質問したり何分もじっとみるというほどではなくても(そういう子もちょっとだけいます)、何となく気になるといったことが起きればいいなと思うのです。

 その「何となく気になる」が、少し時間が経ってから、芽を出し、美術というひとつの学問への興味に発展したら良いなぁと思うのです。美術じゃなくてもいい。毎日の生活の中で、家具の配置や色のコントラストとか、そういうものに少しこだわってみたりとか、そんなささやかなものでも良いと思うのです。

 アトリエくまのささやかだけど、ちょっと粋な(自分で言ったら粋じゃないか 笑)計画はしばらく、続きそうです。手持ちの作品がなくなったら、また同じ作品を循環させていくといった具合で続けていこうと思います。画像は吉川陽一郎さんの作品を展示したときのものです。

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相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真