こんにちは。アトリエくまの堀江和真です。最近ずっとブログ、ご無沙汰しておりました。アトリエくまというネーミングだけに冬眠していた……というわけではないのですが(笑)
さて。今回は「面倒くさい」という言葉について、ちょっとだけ。
毎日、普通に暮らしていると面倒なことって、たくさんあります。ありふれた日常の中、家事や仕事の中にいくらでもあります。でもここで口にしてはいけない言葉が「面倒くさい」という言葉なのかなー、とボクは思います。
この言葉を発してしまうと途端に気持ちが暗くなり、作業をする手がとまってしまいがちになります。そんなときにボクは「面倒くさいことは楽しい」ともう一度つぶやいてみることにしています。
これはあながち嘘とも言えなくて、全部とは言わないまでも、面倒だなと思ってしまいがちな積み重ねが、何か自分にとってうれしいことや楽しいことにつながることというのは少なくありません。ボクにとっては美術の制作もそうだと思います。毎日できるだけ朝の6時から8時は制作用のスタジオに行き美術作品をつくっています。この時期はまず朝の起床が億劫です。スタジオでは作業の工程を書き出してタイマーではかりながらいくつかの作品を同時にこなしていきます。冬はとにかく寒く、絵の具やコラージュなどで使用する水はとても冷たいです。何より自分が作品を通して何をしたいのか?どうやったら伝わるのか?を考えることは、とてもエネルギーを使い、こういっては何ですが、あたたかい布団の中でぐっすり眠っていたほうがよっぽど快適です。あるいはスマホでゲームやなんかをしていたほうが、よっぽど時間が早く過ぎていきますし、気晴らしになるのかもしれません。でも、日々の制作は、考えることの楽しさやむずかしさを教えてくれます。出来上がった作品たちは発表することで様々な人々との出会いを生み出し、結果として数えきれないほどの楽しい時間を生み出してくれました。残念なことにボクの画業は、お金を稼ぐための仕事としては大して機能していませんが、ライフワークという意味では本当にそうだなと思います。
アトリエくまでは、生徒の子どもたちが「面倒くさい」を連呼すると、必ずボクからの注意を受けます。「面倒くさい」という言葉を使うと色んなものがつまらなくなるよ。思ってもいいけど言葉にしてしまうと色々なことがつまらなくなるからね。と伝えています。そしてたくさんのものすごく楽しいことはたくさんの面倒な事柄をクリアーしていった先にあることが多いよ。お手軽に楽しいことはたくさんあるけれど、ものすごく楽しいことは面倒なことの先にあるんだよ、とも伝えます。4歳の子にも言います(笑)
なぜ、そんな風に口をすっぱくしていうかというと、ボク自身が「面倒くさい」という言葉の常連であったからです。おそらく20代の後半までそうだったと思います。そして、そのことでたくさんのチャンスを逃してしまったと自覚しているからです。子どものうちから、習慣として「面倒くさい」とは言わないということが身についていたら自分は今どうだったのだろう?と思います。子どもたちにはそうあってほしいと願っています。
先日、大学を卒業してすぐに入社した会社の先輩が、アトリエくまに遊びにきてくれ、子どもたちにお説教しているボクをみて、「それお前が言うのかよ。」と苦笑いしていました。あまり記憶がないのですが、当時先輩から、同じようにお説教されていたそうです。月日が経ち40歳という歳もあと数年で見えかけてきている今日この頃。懐かしく当時の話をしました。まだまだ、なまけもので立派な大人とは程遠いボクですが、今後ともよろしくお願いします。
相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真
さて。今回は「面倒くさい」という言葉について、ちょっとだけ。
毎日、普通に暮らしていると面倒なことって、たくさんあります。ありふれた日常の中、家事や仕事の中にいくらでもあります。でもここで口にしてはいけない言葉が「面倒くさい」という言葉なのかなー、とボクは思います。
この言葉を発してしまうと途端に気持ちが暗くなり、作業をする手がとまってしまいがちになります。そんなときにボクは「面倒くさいことは楽しい」ともう一度つぶやいてみることにしています。
これはあながち嘘とも言えなくて、全部とは言わないまでも、面倒だなと思ってしまいがちな積み重ねが、何か自分にとってうれしいことや楽しいことにつながることというのは少なくありません。ボクにとっては美術の制作もそうだと思います。毎日できるだけ朝の6時から8時は制作用のスタジオに行き美術作品をつくっています。この時期はまず朝の起床が億劫です。スタジオでは作業の工程を書き出してタイマーではかりながらいくつかの作品を同時にこなしていきます。冬はとにかく寒く、絵の具やコラージュなどで使用する水はとても冷たいです。何より自分が作品を通して何をしたいのか?どうやったら伝わるのか?を考えることは、とてもエネルギーを使い、こういっては何ですが、あたたかい布団の中でぐっすり眠っていたほうがよっぽど快適です。あるいはスマホでゲームやなんかをしていたほうが、よっぽど時間が早く過ぎていきますし、気晴らしになるのかもしれません。でも、日々の制作は、考えることの楽しさやむずかしさを教えてくれます。出来上がった作品たちは発表することで様々な人々との出会いを生み出し、結果として数えきれないほどの楽しい時間を生み出してくれました。残念なことにボクの画業は、お金を稼ぐための仕事としては大して機能していませんが、ライフワークという意味では本当にそうだなと思います。
アトリエくまでは、生徒の子どもたちが「面倒くさい」を連呼すると、必ずボクからの注意を受けます。「面倒くさい」という言葉を使うと色んなものがつまらなくなるよ。思ってもいいけど言葉にしてしまうと色々なことがつまらなくなるからね。と伝えています。そしてたくさんのものすごく楽しいことはたくさんの面倒な事柄をクリアーしていった先にあることが多いよ。お手軽に楽しいことはたくさんあるけれど、ものすごく楽しいことは面倒なことの先にあるんだよ、とも伝えます。4歳の子にも言います(笑)
なぜ、そんな風に口をすっぱくしていうかというと、ボク自身が「面倒くさい」という言葉の常連であったからです。おそらく20代の後半までそうだったと思います。そして、そのことでたくさんのチャンスを逃してしまったと自覚しているからです。子どものうちから、習慣として「面倒くさい」とは言わないということが身についていたら自分は今どうだったのだろう?と思います。子どもたちにはそうあってほしいと願っています。
先日、大学を卒業してすぐに入社した会社の先輩が、アトリエくまに遊びにきてくれ、子どもたちにお説教しているボクをみて、「それお前が言うのかよ。」と苦笑いしていました。あまり記憶がないのですが、当時先輩から、同じようにお説教されていたそうです。月日が経ち40歳という歳もあと数年で見えかけてきている今日この頃。懐かしく当時の話をしました。まだまだ、なまけもので立派な大人とは程遠いボクですが、今後ともよろしくお願いします。
相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真