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 こんにちは。アトリエくまの堀江です。やっと夏が体に馴染んできました。体に夏が馴染んでくると夏が楽しくなります。そうして、楽しくなってしばらくすると夏は去っていくような感じですね。

 さて、今週の月曜日は昨年に引き続き、相模原にある3歳までのお子様を持つママたちの会「パンダの会」にお邪魔してワークショップをしてきました。全部で15組のお母さんとお子さんが参加してくれました。

 内容は単純なもので、紺色の大きな紙にミンナで一斉にクレヨンで絵を描くといったものがまず一点。これは20分ほどで、わーっと書きました。これは後で、会の七夕祭りで使うようです。七夕はもうおわったじゃんと思った方もいるかと思いますが、アトリエくまのある地域は毎年七夕祭りは8月に行うのです。新暦にあわせているタイプですね。

 もう一つは、小さく切った発砲スチロールを大量に用意して、これを積んだり、崩したり、ブルドーザーのような動きをしてかきわけたり、ビニールのプールをつくっておいて、発砲スチロールのプールとしたりといった感じの内容にしました。積むといった行為は彫刻をつくるうえで、もっとも原始的な方法といえますし、それを体をいっぱいにつかって体験してもらいたいというのが、今回のワークショップの狙いでした。
 あと、これをやっていて自分でふと思い出したのが、昔、相模原の16号沿いにあったマクドナルドで体験したカラーボールのプールでした。何歳かはわかりませんが、とにかく小さい時の記憶です。あれは自分の中ではすごい消化しずらい体験で、楽しかったのかつまらなかったのはあまり覚えていませんが、今でもたまに体の体験としてよみがえる不思議な出来事でした。今でも探せば、同じようなプール?が簡単に探せるのだとは思いますが、そういうことではなく、小さな時分に体験した感覚って大人になっても、なんとなく覚えているものだなと思いました。今回参加してくれた子どもたちの中で何人かでも、そういった風に覚えてくれていたら素敵だなと思いました。


 普段、4歳から小学6年生までを見ているボクなので、3歳児はまだしも1歳とか2歳とかっていうのは普段あまりつきあいのない人たちです。わーっと楽しんで、あっという間に眠りに落ちる子、発砲スチロールを怖がる子、4,5個の発砲スチロールだけで30分以上遊んでいられる子、さまざまな子たちがいます。そして、その傍らにはお母さんがいて、いつでも興味を持って見守ってくれています。とても幸せな光景です。ほんの1時間とちょっとの時間でしたが、とても楽しい時間となりました。

 写真、いくつか撮ったのですが、うまく獲れておらず残念。アトリエくまのブログは写真がいつもあまりないですよね。反省しなくては~。



相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真