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 こんにちは。アトリエくまの堀江です。いやはや暑いですね。なんだか毎年暑くなっているような気がいたします。オリンピックの年は、今年よりまた暑くなるのかなと思うと、選手のみなさんが少し心配になります。様々なスポーツに言えることですが、観戦する側はビールとか飲んで楽しくなることも可能ですが、プレイをする選手の方にとっては過酷と言わざるを得ませんね。

 さて、先日多摩センターJEUGIAカルチャーセンターで夏休みワークショップを開催させていただきました。おかげさまで、大変好評でたくさんの子どもたちに楽しんでもらうことができ、ボクもうれしかったです。ただ、現地まで材料を大きなスーツケースと、大きなリュックを猛暑の中運ぶのは、本当に大変で心が折れそうではありました(笑)。

 内容はどんなものをやったかというと、家の形を連想させる木っ端をメインにして、それぞれ即席のジオラマをつくるという内容のものでした。材料はたくさん用意しました。スパンコール、滑りどめマット、色つきの苔、小石、フェルトなどの工作材料、あとは絵の具やマーカー、クレヨンなどの描画材などさまざまな素材を机の上にたくさん並べ、あとは自由に発想してくださいというものでした。

 普段のレッスンでは、材料や道具の説明をして、あとは自由にどうぞというようなことはあまりやりません。割と細かく指示を出すこともあれば、子供と相談して、イメージに近いものをつくるにはどうしたらよいのか話しあったり、手を抜いてるとこちらで判断した場合は、もう少し頑張ってみない?と聞いてみたりもします。

 しかし、ワークショップは時間も短く、ほとんどの子どもたちと、それ以降かかわることができないことが多いので、細かいことを言っても効果がほとんどありません。なので欲張ってあれもこれも伝えたいとするのは無理があります。一概にどんなワークショップが良いとは言い切れませんが、ボクはワークショップを企画した場合は、伝えたいこと、体験してもらいたいことはひとつか二つにしぼり、極力手を出さないというのが、ボクのやり方です。今回はジオラマのようなものをつくる楽しさを知ってほしいということと、色々な素材に触れてほしいというのが、ボクの狙いでした。材料を渡して、どうぞというのはあまりボク自身好きではありませんが、効果的な体験にはなると思っています。俗にいう造形あそびというものですね。

 成果としては、たくさんの魅力的な工作のジオラマができました。写真におさめるのを忘れてしまい、残念です。


 子供たちの夏休みも、もうすぐ後半といったところでしょうか?暑さに負けず楽しんでほしいものです。



相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真