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 こんにちは。アトリエくまの堀江です。久々の投稿になります。

 2019年はたくさんの皆様に支えられ、また1年どうにか無事に教室をやりきることができました。子どもたちは未来の日本をつくる宝物です。そんな子どもたちにボクが教えられることってなんだろう?と考えとき、それは、つくること、描くことの楽しさを伝えることなのかな?と思っています。

 学校の成績を上げることや、上手に見えるテクニックも大切ですが、ボクが一番伝えたいことは楽しさです。楽しさはなぜ大切なのでしょうか?
 例えば、ある子が学校で一番上手と言われたとします。誇らしい気持ちになるでしょう。でも県で一番うまい子と比べると、幾分上手にはみえなかったりもするかもしれません。じゃあ、県で一番うまい子よりも上手になれるよう、努力します。それで、県で一番と言われたとします。誇らしいでしょう。じゃあ、日本で一番の子と比べたら……。キリがありません。

 何も日本一を目指すことや世界一、はたまた歴史上最高を目指すのを否定したいわけではありません。けれど、それらの根本は楽しいから、好きだからやっているという動機が伴っていたほうが、人生はずいぶん豊かになるのではないかな?というのがボクの提案です。他人との優劣に一喜一憂することよりも、とことん楽しむ……それこそが結局は上達の近道にもなるのかなとも思います。上達のジャッチも自分自身でできた方が良いでしょう。他人に褒められたから、すごい。否定されたら自分はすごくないという判断基準が全てになってしまうと、美術はつまらなくなってしまいます。

 さて、それをふまえた上で、ボクが教室を通して、実際どうしていったらよいのか?ということになると、これは課題がたくさんあります。2020年も一つ一つ、できることからコツコツ、ボク自身スキルアップしていくつもりです。今年も1年、どうかよろしくお願い致します。



相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真