こんにちは。アトリエくまの堀江です。アトリエくまは神奈川県相模原市にある、小さな子ども絵画造形教室です。毎日のことでふとブログに書いてみたいと感じたものなどをあげていきたいと思っています。
さて、今日はふと思ったことについて。それはマスクに関することです。コロナ禍がはじまってから、1年半程でしょうか?アトリエくまには新たに10名ほどの生徒が入会をしてくれています。
そして、つい先日思ったのです。この子たちはボクのマスクの下の顔をみたことがないのかもしれないと。
授業中は水分補給などでマスクをずらすことはありますが、基本的には顔の半分をマスクで覆っているわけです。考えたら、これはとても不思議なことです。
ボクは20代と30代の前半を接客業をメインとした販売職に従事していました。接客はとても奥が深く、さまざまなスキルがあるのだと思いますが、中でも基本にして、最高の武器の1つが表情づくりだと思っています。
その中でも最も説得力があり、簡単なのが口元の口角を上げることです。口元があがっているだけで、感じの良い淡い笑顔をつくることができます。
あまり褒められた話ではありませんが、当時働いていたデパートではマスクなんて、よっぽどのことがない限り着用しませんでした。それは接客などの対人関係において、非常にマイナスになると感じていたからです。
思えば、マスクの着用が義務づけされる前は、教室でも表情はとても重要で口角を上げることは意識していました。子どもたちとのコミュニケーションにも大切だと思っていたからです。
しかし、現在はいくら口角を上げても子どもたちに、それを伝えることは難しいのが現状です。もちろん、それに連動して目尻が少し下がったり、細かな顔の筋肉が動くことはありますが、表情筋を使ったコミニュケーションとしては、かなり難易度が高いです。
現代は、マスクで口元を隠したままのコミュニケーションが当たり前になっています。
考えれば考えるほど、ヘンテコな気分になります。目には見えませんが、この間に口元の筋肉が落ちて、ブルドックみたいか顔になるのは嫌なので、今後も口角を上げて教室を続けていきたいと思います。
相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真