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驚くべき学びの世界

 こんにちは、最近少しずつ蒸し暑くなってきますが、アトリエくまは元気に教室を運営しています。

 今日はボクが最近、読んでいる本について書いてみたいなぁと思います。その本のタイトルが「驚くべき学びの世界」というものです。これは、レッジョ・エミリアという街が行ったアートを使った幼児教育の記録を扱ったもので、子どもの五感を磨く意味で、とてもおもしろいアプローチをしています。

 ここで扱っているアートはメインに場所や素材、音や光など身の回りにあるものと子どもたちとの対話や、参加メンバーの子どもたちのグループディスカッションがメインになっています。そして、そこで感じたものを素直な形で絵画や造形として表現していくといった感じです。

 では、こういったことを体験した子どもたちは何を獲得するのだろう?とボクは想像します。豊かな感性でしょうか?それとも卓越した表現力でしょうか?

多分、それは受け取った子供たちによってそれぞれ違うのだと思います。そしてそういう曖昧さみたいなものが美術のもっとも優れた点でもあるとボクは思います。

 レッジョ・エミリアでの挑戦は現在も続けられています。今後の展望が楽しみです。

 余談ですが、日本でも、この活動の普及をしている方々がいます。「@キオッチョラ@」という西東京市を拠点に活動しているグループです。先日ひょんなことから、そのメンバーの方との出会いありました。機会があれば是非ワークショップのときなどお邪魔してみたいものです。

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