こんにちは。アトリエくまの堀江です。アトリエくまは神奈川県相模原市にある、小さな子ども絵画造形教室です。毎日のことでふとブログに書いてみたいと感じたものなどをあげていきたいと思っています。
さて、みなさん「カミロボプロレス」というものらご存知でしょうか?作者は安居智博さんという方です。今から15年ほどに流行ったのですが...。
多分わからないとい方が多いと思うので簡単に説明しますね。
作者の安居さんは少年時代から厚紙や針金を使って、関節がかなり自由に動くロボットのようなものをつくり、これを使いプロレスごっこをしていたといいます。既存のおもちゃでは関節が自由に動かないので手作りでしかもオリジナルのレスラーを考えては戦わせて遊んでいたとのことです。
とここまでは、まぁ男の子ならまぁ、あるかなーという感じがするのですが、彼のすごいところは大人になってもそれをこっそり続けていたということです。カミロボの数は何百体にも及び、それぞれ架空のプロレス団体もつくり、リングや選手が通う居酒屋まで手作りでつくってというこだわりようです。試合は動画など探してもらえれば、わかりますが、けっこうな迫力で、技もすごいです。1人で2体の紙製ロボを戦わせているだけなんですが、臨場感あります。
これが、ひょんなことから、見つかってしまい、世に出て、大ブレイクしてしまった(笑)。バンダイさんとかも乗り出してきてしまい、訳の分からない事態に‼︎とまぁ、これが15年前の話ですね。
そして、ボクの手元には、これらカミロボの選手図録のようなものがありますが、掲載されている選手たちは歴戦による劣化が生々しく残っていて、これがなんとも言えなくカッコいいんです。
ボクは15年前、流行っていた当時から、現在まで繰り返しこの本をめくっては、わくわくし続けています。
いやー、やっぱり少年の心、最高だなぁーと思うわけです。
で、最近、ちょっと工作用紙を使って、カミロボをボクもつくってみました。プロレスごっこはやる気はないのですが、とにかくつくってみたくて、やってみたんです。
これを教室に置いておいたら、男の子たちの食いつきが、すごくいい。「へぇー、やるじゃん、でもオレの方がかっこいいのつくれるぜ」みたいなトークになってきます。それで、教室では、ほんのちょっとしたカミロボつくりブームがやってきそうな予感です。まぁ、女の子は割と冷たいリアクションなんですけども。
相模原市緑区西橋本の子ども絵画造形教室 アトリエくま 堀江和真